ブルーマウンテンより高級なゲイシャって知っていますか?

こちらは、日本の芸者、コーヒー業界でゲイシャと言えば、最近(といっても近年の15年ほど)
有名になった品種で、原産はエチオピア のゲシャ村だそうです。
サビ病に強い品種ということで、サビ病に悩んでいたパナマに持ち込まれましたが、
一つの木からあまり多くのコーヒーチェリーが取れなくて、大半の農家は生産性の高い他の
品種に切り替えて行きました。
しかし、元のゲシャ村と環境が似通ったエスメラルダ農園で細々と栽培が続けられ、
2004年にパナマの品評会に出された豆が好評で、2007年にはオークションで
一般の豆の100倍の値段がついたことで一気に有名になりました。
こうなると、生産性は悪いのですが、中南米の生産者がこぞってこの品種を
栽培するようになりました。
値段の高さは希少価値のためではなく、特徴的な味と香りが市場に受け入れられたからで、
花や香水を思わせるような高い香り、柑橘系のフレーバーと称されています。
そんな、ゲイシャが、入荷しました!!
パナマと同じ中米のグァテマラの ラ・プロヴィデンシア農園というところが生産している
ゲイシャです。
ブルーマウンテンよりも人気の豆ということで早速焙煎して飲んでみましょう。
豆のサイズはさほど大きい方ではなく、エチオピア のイルガチェフィなどと同じくらいです。
浅煎りから中煎りくらいが良いということで、2ハゼが起きる前に止めてみます。

早速ドリップしてみましょう。
お湯は、90度くらいのぬるめでゆっくりと時間をかけると良いそうです。
お湯を豆に注いだ途端に柑橘系の香りが漂ってきます。
これは、いつものコーヒーじゃない。まるで違う飲み物のようです。
ドリップしている時の香りまで楽しめます。
さて、それでは飲んでみましょう。
おおおお、これは確かにうまい。本当にまるでレモンティーを
飲んでいるような感覚。
ジューシーな酸味と、柑橘系の香りとしか表現できない美味しさです。
酸味が苦手なんですという方も、これは普通のコーヒーとは別次元の
飲み物と考えて飲んでみて欲しいです。
お値段はやはり高いです。
仕入れている段階で他の豆よりも3.5〜4倍ほどします。
これをそのまま販売価格に反映すると、100g あたり1800円になります。
が、福岡フレッシュ焙煎ハリーズでは、
皆さんにコーヒーの楽しみを増やして欲しい
と思っておりますので、
100g あたり 1,380円 で販売します。
しかし、ちょっと高級な豆なのでちゃんと焙煎したてのものを
味わってもらいたいので、
受注焙煎にします。
つまり、通販や、店頭受け取りの予約をしてもらった場合に焙煎します。
なお、通販では、150g単位になりますので、2,070円になります。
店頭の場合は、事前に連絡いただければ、準備してお待ちします。
